【入院2日目】熱性けいれん重積〜不安・苛立ち・葛藤〜

けいれんを抑えるための薬の点滴ために
右手は抗生物質、
左手は痙攣防止のミダゾラムと
両手で点滴をしています
看護婦さんが用意してくれた
音の出るオモチャなどで
なんとなく気を紛らわせますが、
すぐ我に返って
「この手のヤツ取ってよ〜」
と懇願されます。

こんな時なんと声掛けしてあげたらいいものか…

今の状況を
必死で理解しようとしている娘に
精一杯伝わるように

「お口からたくさん食べれる様にならないと
身体の中のバイキンをやつけられないだよ。
今は、手の注射からお薬入れてるから
これやめちゃうと、また苦しくなっちゃうよ」

いまの私の伝達レベルではこれが限界か…

「それでもいい‼️お家に帰れなくてもいい‼️
早くいますぐ取ってよ」と泣き叫ぶ娘

それほどか。
わかっちゃいるけど、取ってあげれないだわ。

彼女自身も
やらなくてはいけないことは
頭では、理解してくれたみたいだが、

やりたくない気持ちとの葛藤を
何度も何度も繰り返し
押し問答をしている


こんな時の声掛けに
正解なんてもモノはないかもしれない


不安な彼女に何をしてあげられるのか❓
わたしができる事は少ないかもしれない
これっぽっちの気休めでもいい

ほんのひとときだけでも
気を紛らわせてあげられるのであれば
そうしてあげようと決めた


彼女のお母さんである
わたしの妻の出産時
その時の無力感に近いモノを感じる

本当にこんな時、男ってヤツは
こんな大事な場面では、
何一つできない役立たずかっ
と心底がっかりしてしまう

役立たずながら、できることをやろうと決意

看護婦さんたちは大きな声で
「今は取れないよ。なおったら取れるから」

シンプルな短い言葉で、ハッキリと伝える


娘も、そうかと一瞬、納得…
ハッと我にかえると
それでは困るから
「今すぐ取る〜」

12時30分
そうこうしているうちに、
泣くのも疲れ、眠りにつく。
薬には鎮静作用もあるため、
起きるとフラフラするし、眠くもなる。

ベッドからの落下の危険も高いため、
柵は下げっ放しは決してできない
檻に入れられたようで可哀想だが仕方ない

簡易トイレも、フラフラのまま
1人ではさせられない


子供がしんどそうにしている姿や
泣き叫んでいる姿をみるのは
本当に心をえぐられる思いだ


スヤスヤと眠りにつくわが子の顔を
何度も何度も覗き込んでみる
娘の早い回復を切に願う

代わってあげれたら、どんなに楽か
もはや、わたし自身の修行にさえ思えてくる


今日の入院体験での気づき
看護や医療の世界で頑張っている方々に
最大限の感謝と敬意を払いたい

もっと地位ある職種で、さらには賞賛に値する
素晴らしいお仕事だと改めて思いました

なぜならば
ひとを慮る気持ちや気遣い力は
もはや、ずば抜けた才能だから

医療や看護の精神を
普段から生かせる場面はたくさんある

どのような状況でも
いま目の前の人に愛情を持って
何をしてあげられるか❓

現場で考え、実行できるかは
自分の腹一つ

覚悟をもってその時に
やるかやらないか
その選択だけなのかもしれない



また、親から子供への勝手な要望は、
将来は、ポケット辺りに、
色メガネをたくさん持っておいてほしい

場面や立場でメガネをかえて
モノをみれるような
柔軟に視点を持てる大人になってほしい

ひいては、多少、頭が悪かろうがなんだろうが
気遣いが出来る人間であってほしい


世界が相手を気遣える大人だけなら
戦争なんて起きっこないだろう


気遣いができないのは、
出来ないだけの理由があると思う


自分の気持ちが満たされていないときは
他人に愛情を注ぐことはできないから…

気遣い力は、日本が世界に誇れるスキルのはず。


相手を思い、一歩先を想像してみるメガネ🤓
はじめから持っているけど、掛けてないだけか?




14時40分
眠りから目覚め、
糖分の多めなイチゴミルクを
ぐびぐび飲み干すと、またウトウト

唇がカサカサで、喉が渇いてそうだったので
最寄りの自動販売機までひとっ走り
紙パックの200㎖のマミーを購入

娘に届けると、
一気に飲み干してしまった

冷たい液体が身体が冷やしたのか、
少し身体がヒクヒク ビクビク
悪寒を感じて「寒い…」という

38℃ほどの熱があるせいもあるが
毛布をかけると落ち着き
また眠る

暑くなったのか
熱を測ると
見る見るうちに40℃越え
看護婦さんへ即座に下剤をお願いする

それでも、なかなか熱が下がらず
朦朧としながら
寝て起きてを繰り返し


19時00分
小さな125㎖パックの
アンパンマンりんごジュースを
数本ほど飲み干し
オシッコもそのたんびに排泄は成功。

今日は1日で815㎖飲み
7回の排尿。排便はナシ。

一緒にばい菌も早く出てきイキやがれ
と心の底から思う

21時00分
なかなか熱が下がらないが
泣き疲れたせいもあり
水まくらをしながら
やっと深い眠りにつく
呼吸はいつもより少し荒く、そして早い

22時30分
毛布が暑いからか、蹴とばして
外に出てきたため
検温すると、40・2℃
厚手の毛布を、薄手のバスタオルに変える

隣でぐーぐーと私が寝ては居られないから
静かに様子を観察し、
寝息に乱れがないか耳をすませる


小児病棟には小さいながらも雛人形が飾ってある
ウチのお雛様たちも、彼女の帰りを待っている

病棟内も電気が消え、少し静かになって来るころ

外では、激しい風と雨が降り注ぎはじめた
どうやら今晩は、荒れた天候になりそうだ



〜ドタバタ育自日記〜

未来ある子供たちへ 道に迷って困っている時、暗く先が見えない時、 困った時に、少しでも道しるべになるようにと 「灯台」をモチーフにしました 育児や日々の体験を通して、 出逢ったコト・小さな気付き・学びを ランダムに綴り送ります 〜 time is life 〜

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